「俺にキスするとは言い度胸だな。 魔性の女なんて、呼ばれてるけど違うんだろ? どうせ、恋愛に臆病になってるだけだろう。 まぁ良いだろう。俺がゲームの相手をしてやる。」 こいつだったんだ。 ならこの隙の無さも納得いく。 こいつは、学生のころから何を考えてるのかも 分からないようなやつだった。 ゾクッ。 これは恐怖ではない。 私に夢中ににして、ひれ伏せさせるようにしてやる。 ゲームを開始のボタンを押した。