2番目。〜アナタが1番好きなのに〜



「かなり降ってきたなー。こりゃ当分止まないだろうな。
和馬、ダッシュボードの中にCDあるから、何か流してくれよ。」


「おっけーい♪……って、洋楽ばっかじゃんよぉ〜!俺、英語わかんねぇんですけどぉ〜!」



俺達は直人の運転で、焼肉屋に向かおうとしていた。




「てかさぁー、どこの焼肉屋にするよ?どこの焼肉奢ってくれんの〜?」


和馬がニタニタ笑いながら聞いてきた。




「そ…そうだなー。あっ、あそこでどう?あの人魚の噴水んとこの…。」


「おぉ〜いいね!あそこのタレ、ニンニクきいてて美味ぇんだよな〜!」


「そんなに美味いんだ、そこ。俺は行ったことないんだ。」


「めっちゃ美味ぇよ!失神しそうなくらい!焼肉〜焼肉〜♪」


「そんなにか?楽しみだな。てかお前、ヨダレでてるぞ。」





焼肉の話で盛り上がってる和馬と直人を見て、フッと笑みが込み上げてきた。


こいつらいつもこんな調子なんだ。面白いだろ?










「焼肉屋さんに到着〜♪」



10分ほど車を走らせて、お目当ての焼肉屋に到着した。


人魚の石像がある噴水の、すぐ近くにある焼肉屋。