「お前は百合だ。伊月百合だ!」 「そうよ?ボーッとしてるの?」 顔色が悪くなってる二人。 私は“伊月百合”じゃないのに。 「私は伊月百合じゃないです!」 私は勢いで叫んでしまった。 「じゃあ、お前は誰なんだ?」