翌日。


チュンチュン…


小鳥が鳴く声とともに
目を覚ました。


下に行くと


台所に
母はおらず


1人の男子…。


「えっ?!だ……」


そうだ。


今日から
橋場と住むことに


なったんだった。


夢だと
よかったのに…。


「あっ、起きたんだ♪
おはよ、遥ちゃん」


「……お、おはよ」


私が
ぼぉ~っと
してると


ニコッと
挨拶された。


「目玉焼きとね
鮭を焼いたから
食べてて♪」


「う、うん……」


私は、その
言葉通り


椅子に座り
「いただきます」と


食べ始めた。