「遥、橋場くんはね 私が出張でいなくなる 少しの間、ここに 暮らしてもらうのよ」 … …… ……… …………はい? 「…もう一度」 「出張でいなくなる 間、ここに暮らし……」 「あ~っ!! もういいっす」 まさか、学校の 王子が ここで住むことに なるなんて…。 私が、呆然と してると 橋場が ニコッと してきた。 その微笑みに 思わず、私は 微笑み返してた。