女神の微笑み

そして時間は過ぎていったが、アヤとユミの二人は眠ることなど決してできないでいた。

大丈夫かなあ、これで助けられるかなあ。

不安で不安で仕方のないユミはずっとそんな言葉を口にする。

「うちらがこんなでどうするの。大丈夫、大丈夫だよ」

自分にも言い聞かせるように、アヤも励ましの言葉を口にする。

五時間が過ぎ、六時間が過ぎ、やがて朝を迎えた頃、さくらがようやく目を覚ました。