「気にしてないからいいよっ、だってさ」

蓮が変わりに言ってくれた。

その男子生徒はそれを聞いてその場から立ち去った。


「あ、あの蓮君??」

私が話かけようとすると蓮は私の口を手で押さえ

人差し指を立てて

「シー、誰にも声聞かれたくないんだろ?

みんながいる間は前のようにノートに書いたの

でいいから」

私はコクリと頷いた。