「ずっと隠してたのに!」 「あたしは今まで辛かった。なんでよ!なんで思い出さないの?」 奈緒は大粒の涙を流した。 「え…?」 「あなたじゃないの!?ほんとに死んだのは!」 奈緒は俺に向けて包丁を向けた。