隣の長谷川くん

それどころか私の事なんか忘れてしまったような態度をとられた。
付き合ってた時に貰ったストラップをカバンにつけていたら彼に引きちぎられた。
バラバラになったビーズが床に落ちる。
「いつまでもつけてんなよ。そんなに俺の事が好きだったの?」
「…。」
「俺はお前の事好きだなんて1度も思ったことないから。」