あなたにもらったモノ。

学校に行っている途中も、私はあまり話さなかった。

そんな私を心配そうに見て、場を盛り上げようと話をしてくれる美紀。

ごめんね...美紀。

これは...立ち直れるかわかんないや...。



学校に着いても、私は1人で席に座っていた。

「美紗ぁ、大丈夫か?」

瑠唯達が話しかけてくれたけど。

「ごめん、今は...1人にして...」

そう言った。

他の人はお母さんがいる。
瑠唯達にも。
だから...嫉妬してるのかもしれない。

ごめんね...瑠唯、美紀...。