あなたにもらったモノ。

つぎの日、起きてリビングに降りても、お母さんはいなかった。
忙しくてホテルに泊まったのかな?
と、その時は気にしてなかった。

適当に朝食を済ませて、美紀との待ち合わせ場所へと向かう。

「あ!美紗ちゃーん!こっちこっち!」

美紀が呼ぶ。

「美紀~、ごめん、待った?」

「ううん、私も今来たとこ!」

こんな日常、昔はありえなかったな...。

と、その時。

プルルル、プルルル

携帯が鳴った。
電話だ、誰からだろう?

「美紀、ちょっとごめんね」

そう言ってその場を離れて電話に出る。