クリスマスプレゼントは靴下に





(遅いなぁ……)



おばあちゃんはなかなか戻って来なかった。
もし、知り合いの方でも来られたなら、お暇しよう…そう思って、そうっと、玄関の方をのぞいてみると、そこには化粧品のセールスらしき人が座り込んでいた。
おばあちゃんは楽しそうに話している。
もしかしたら、性質の悪いセールスが馬鹿高い化粧品を売り付けてるんじゃ……もしそんなことになってたら、私ががつんと言ってやらなきゃ…!
そう思った時に、俯いていたセールスマンが顔を上げた。



「あ…あぁーーーーー!」

思わず私の口から大きな声が飛び出して、二人は驚いたように私の方を振り向いた。



「あ、君は…!」

そう言ったのは、幻だったと思ってたあのイケメン君。
なぜ…?
どうして、あのイケメン君がこんなところに…!?



私の頭はすっかり混乱した。