花言葉

「先輩!好きになっちゃダメですよ」


「なんねぇよ」


顔はキレイだが、彼女、白鳥月子にはあんまりよくない噂が早くもたっていた。


それは、白鳥月子が岡本樹を狙っている、という話だった。

最近では、岡本と千絵は結構有名なカップルになっていたからだ。

そこに、白鳥月子が入ってきたということだ。

まぁ、岡本が白鳥月子に流されるとは到底思えないが。


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「先輩!今日は部活ないんですよね?」


「うん」


「じゃあ、一緒に帰りましょ!私、迎えに来ますから待っててください」


迎えに来る、と言った岸本を待ってかれこれ1時間ほど経っていた。


まさか、すっぽかされたか?


でも、岸本に限ってそれはないか。と思い、あと10分して来なかったら帰ることにした。


「ねぇ、あなたが及川愁くん?」


俺はスマホの画面を見ていた視線を声のする方に向けた。

そこには、あの白鳥月子がいた。

近くで見る白鳥月子はキレイではあるが、何か迫力のようなものがあった。