「これで分かっただろ?おれ、お前とは付き合えないよ」
いい機会だと思った。俺に好きな奴がいればコイツも引き下がるだろうと思ったからだ。
でも、引き下がらなかった。
「私、あきらめません。絶対、先輩のことあきらめませんから」
「はぁ?俺、アイツのこと好きなんだよ?」
「だって、それは先輩も一緒です。あの先輩の隣にいた人、彼氏ですよね?」
「まあ」
「じゃあ、先輩の好きな人にも好きな人がいるわけですね。それでも先輩はあの人のことが好きなんですよね?じゃあ、 私も同じです。先輩に好きな人がいても、先輩が好きです」
**
正直、嘗めてた。岸本美月という女を。
あの翌日も、変わらず朝にはばったり会うし、昼休みも教室にやって来る。
あれからあの話も持ち出さない。
変わらない日々が続いた。
昼休み、変わらず岸本は教室に顔を出していた。
「先輩、4組にすっごい美女が転入してきたって本当ですか?」
「本当だよ」
1週間ほど前、4組にすごい美人が転入してきた。
俺も興味本意で見に行った。背も高く、モデルのような体型で、顔はもちろんキレイだった。
いい機会だと思った。俺に好きな奴がいればコイツも引き下がるだろうと思ったからだ。
でも、引き下がらなかった。
「私、あきらめません。絶対、先輩のことあきらめませんから」
「はぁ?俺、アイツのこと好きなんだよ?」
「だって、それは先輩も一緒です。あの先輩の隣にいた人、彼氏ですよね?」
「まあ」
「じゃあ、先輩の好きな人にも好きな人がいるわけですね。それでも先輩はあの人のことが好きなんですよね?じゃあ、 私も同じです。先輩に好きな人がいても、先輩が好きです」
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正直、嘗めてた。岸本美月という女を。
あの翌日も、変わらず朝にはばったり会うし、昼休みも教室にやって来る。
あれからあの話も持ち出さない。
変わらない日々が続いた。
昼休み、変わらず岸本は教室に顔を出していた。
「先輩、4組にすっごい美女が転入してきたって本当ですか?」
「本当だよ」
1週間ほど前、4組にすごい美人が転入してきた。
俺も興味本意で見に行った。背も高く、モデルのような体型で、顔はもちろんキレイだった。
