花言葉

「あ、愁。久しぶりだね」


「ん、そうだな」


「この子、噂の後輩?4組まで届いてるよ。愁に熱あげてる子がいるって」


「ん、まぁ」


千絵と話す俺を、岡本はおもしろくないような顔で見てる。


俺に怒る権利なんてないけど、腹がたってくる。


いいじゃねぇか、たまたま廊下で会って話すくらい。
俺は、もう、これくらいしか千絵と接点を持てない。
お前は、千絵の色んな顔を見れるじゃねぇか。
千絵とずっと一緒にいられるじゃねぇか。
千絵に、好きだと、言ってもらえるじゃねぇか。



苦しい。



君にこっちを向いてほしい。




千絵、好きだ。


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