忸怩たる思いで、数日を松之は過ごした。
それまでの浮かれた気分はどこへ行ったのだろう、と
沈んだ面持ちで、足取り重く.....。
夏名も、松之のことを心配し
深町に訳を尋ねる。
深町も、この事は知らないが
おおよそ察しがつくので....。
カナちゃん、そっとしておいてあげな、と....
そういうと、夏名も、なんとなく分かったのか
遠くから、松之の後姿を見守っているだけだった。
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それからまた数日が経った。
曇り空。
どんよりと、ブルー・グレイ。
今にも降り出しそうな空は重苦しく、それだけでも
松之は泣き出しそうな気持ちになってしまった。
......。



