「無意識にそう思ってるんだよ。
愛してあげたい人には献身的にしたいと思っていて
その彼女も自分だけを見ていてほしい。
それはルールだから。これだけだろ?ふつうだよな。当たり前だよ。
むしろ、いい加減な連中より好ましいと思う。」
叔父は、にやりと笑ってそう言う。
「でも、諒子ちゃんがそういう人だ、と思っていたのはシュウの妄想だし
違う人だ、と言うのもシュウの妄想だ。
現実の諒子ちゃんを何も見ていない。
良く知らないから想像してるだけだ。
それは、夏名ちゃんや湯瀬さんについても同じだ。
断片的な事柄だけで、全体を推測してるだけだな。妄想だ。
だから、もっと良く知り合わなきゃダメだな。それで....。」
「それで?」
「渚のバーベキューはドウカナ?」叔父は、イタズラっぽく笑う。
わはははは。と二人で笑った。
レコードは、とっくに終わっていて
回転を停止してした。



