「柳さん?大丈夫ですか?...
屋上に行ったりするから...気になってしまって。」
下りてきたのは、諒子だった。
松之は言葉を失う。
一部始終を見られ、呆然自失となった自分を気遣って、ここまで追ってきてくれた諒子に、何となく恥ずかしいような申し訳ない様な気持ちで...直視できず、松之は俯く。
諒子は、さらに言葉を紡ぐ。
「.....私、よくわからないけれど、
元気でいてくださいね。」
優しい声で、そう言われて...
松之は、激しく気持ちが揺れ動いた。
青年らしく。
そして....。
「ありがとう、ありがとう、諒子さん。好きです!。」
言いながら、諒子の元に駆け寄った。
だが、勢い余って躓き、諒子の側に倒れ込みそうになった....。だが。
ひゅう☆。
さらりと身を代わした諒子。
松之の体は、宙を舞い...背中から屋上の
防水ゴム舗装の床に軟着陸。



