少し茶色の長い髪に大きな目に赤い唇。
そしてミニスカートから伸びる長い脚。
見る限り体はものすごく細い。
これほどきれいな女は見たことないほどきれいな女だった。
そして何より驚いたのはこんなにきれいな顔をしているのに目には何もうつってなかった。
色がなく目の奥は真っ暗で闇の中を生きてるみたいだ。
ずっと見ていられなくて思わずふっと目を逸らす。
すると女は何も反応することなく車から降りていった。
それから倉庫に帰る途中もずっとあの女のことが気になっていた。
目の奥は真っ暗だけど時々悲しみの色を見せる。

