廊下の途中で前の方を歩くショウを見つけた。




「おはよう。」



そういいながら近づくとこっちを向いた。




「おぉ。...ってその手どうしたんだよ。」



ショウの険しい目線は私の包帯を巻いた手にある。




「誰にやられた。」