自分で言って、落ち込んでしまう。
「章太?」
そんな私をまた力強く抱きしめた。
「そんなわけねぇじゃん。
俺、いつだってお前の前では格好良くいたくて、仕事だって完璧にこなして見せたのに
お前は社長からアタックされまくってて、他の男にもチヤホヤされてて。
超ムカツイてたよ。」
な、何それ。嫉妬してたってこと?
社長には一方的に言い寄られてただけだったし
他の男子にチヤホヤ?
そんなことされてた覚えは全くない。
「私は、章太がうらやましかった。
何でも簡単にこなせて、努力してる私と違って何でも手に入れてる章太が。」

