オフィスの中で恋をする



「好きじゃない。章太のことなんて、

好きじゃない。」


涙があふれ出てくるのを必死にこらえる。


そう言うと、章太は無言で私の前からいなくなり


カバンを取って、私の手を強引に引きながら


お店を出る。



「ど、どこ行くのよ!」