昼休み昨日の日高の話が頭から離れない…俺が誰かを気にするなんていままでなかったのに…考えても仕方ない化学準備室行くか…

ガラガラ~

信『あっ』

雪『あっ』

信『居たのか日高』

雪『ええ…鏡川くんが使っていいて言ったから…』

信『そうだったな…』

昨日のあとだと気まずいよな~何か言ってやるべきだろうか?

信『その』

と、俺が話しかけようとしたときだった…

雪『昨日のことならいいのもう忘れて…』

雪『もう春とは仲直りできないから…もう無理だから…だから…』

信『で?日高はどうしたいんだ?』

雪『えっ?』

信『先からもう無理だからとか忘れてとか言ってるけどお前自信どうしたいんだ?』

気づくと俺はそう口に出していた今まで人と関わる事が嫌だった俺がそう日高に聞いていた…

雪『仲直りしたいよ…ちゃんと謝りたい…』

信『で?俺にどうしてほしいんだ?』

俺のこの一言は彼女のその言葉を引き出した…

雪『けて…たすけて鏡川くん…』

俺はこの言葉を待っていたのかもしれない…
そう彼女の助けての一言を…