「それで燁子さんは彼と上手くいってるの?」
「うん、何とか、ね」燁子さんは目元を微かに綻ばせた。
「洗濯も自分でやってるし、お米も研げるようになったんだ」
燁子さんはドヤ顔だ。
「今まで世の中ちょろいって思ってたけど、家を出て1人になったら、なあんにも出来なかった。葛城の名前がないと私は無力だなって思い知らされたよ」
燁子さんはマグカップを握る手にギュッと力を込めた。
「今度ね、就職するの!」
「ええ?!なんの会社?!」私は驚き声をあげて聞き返す。
「カード会社だよ」
一応マトモなお勤め先のようでホッとする。
しかしながら、天真爛漫なお嬢さまである燁子さんが、会社勤めなんて出来るのだろうか。
「旦那さんと一緒にいられるのは勿論嬉しいけど、それ以上に毎日新しい体験とか発見が沢山あってワクワクしてる」
そういって燁子さんはニッコリ笑う。
着ている服は質素になったけど、逆に燁子さん本来の美しさを際立たせていた。
「また女子会しよう」
私が言うと、燁子さんは勿論!と言ってニカっと満面の笑みを浮かべた。
燁子さんは大丈夫。
この笑顔があれば、きっと幸せになれるだろう。
私は確信したのだった。
「うん、何とか、ね」燁子さんは目元を微かに綻ばせた。
「洗濯も自分でやってるし、お米も研げるようになったんだ」
燁子さんはドヤ顔だ。
「今まで世の中ちょろいって思ってたけど、家を出て1人になったら、なあんにも出来なかった。葛城の名前がないと私は無力だなって思い知らされたよ」
燁子さんはマグカップを握る手にギュッと力を込めた。
「今度ね、就職するの!」
「ええ?!なんの会社?!」私は驚き声をあげて聞き返す。
「カード会社だよ」
一応マトモなお勤め先のようでホッとする。
しかしながら、天真爛漫なお嬢さまである燁子さんが、会社勤めなんて出来るのだろうか。
「旦那さんと一緒にいられるのは勿論嬉しいけど、それ以上に毎日新しい体験とか発見が沢山あってワクワクしてる」
そういって燁子さんはニッコリ笑う。
着ている服は質素になったけど、逆に燁子さん本来の美しさを際立たせていた。
「また女子会しよう」
私が言うと、燁子さんは勿論!と言ってニカっと満面の笑みを浮かべた。
燁子さんは大丈夫。
この笑顔があれば、きっと幸せになれるだろう。
私は確信したのだった。

