尾崎と出逢った時

私は10代だった


皮肉なもので、彼が

死んでからその存在を

知った。


その頃 私は

ちょうど今でいう

引きこもりだった。


人と会いたくない

部屋から出たくない


思えば、軽いうつ病の


ようだった。


そんな私を救ってくれたのは尾崎だった。