それどころじゃない、とパソコンの前で取り乱す景斗。
これが正しいと思っていた。
応援しようと決めていた。
自分の感情なんて、いくらでも押し殺せると。
それなのに。
いざそうなってしまうと、胸の中がどうしようもなく苦しくて。
悶える景斗を他所に、ユウから感謝のメッセージが押し寄せる。
『景斗のおかげだよ、ありがとう。
今度お礼しないとね。
私にできること、何かあったら言って』
その言葉が余計に景斗の首を絞める。
どうにかしなければ、と景斗は頭を抱えた。
何とかして繋ぎとめなければ、ユウがHARUのものになってしまう。
気がつくと景斗はキーボードを叩いていた。
『じゃあ、お礼にご飯奢らせてください』
『奢らせて? 奢ってじゃなくって?』
ユウが不思議そうに問いかける。
『いえ、僕が奢るので。
今度は僕の悩みを聞いていただけると』
『OK。わかった。いつがいい?』
快く承諾したユウに、ふつふつと罪悪感が湧き上がる。
あーあ。
やってしまった。
なりふり構う余裕などなかった。
すがりつく自分はきっと酷く情けない。
ごめん、イリーナ。
僕はちっとも仏様なんかじゃない。
自分勝手で、欲深い生き物なんだ。
これが正しいと思っていた。
応援しようと決めていた。
自分の感情なんて、いくらでも押し殺せると。
それなのに。
いざそうなってしまうと、胸の中がどうしようもなく苦しくて。
悶える景斗を他所に、ユウから感謝のメッセージが押し寄せる。
『景斗のおかげだよ、ありがとう。
今度お礼しないとね。
私にできること、何かあったら言って』
その言葉が余計に景斗の首を絞める。
どうにかしなければ、と景斗は頭を抱えた。
何とかして繋ぎとめなければ、ユウがHARUのものになってしまう。
気がつくと景斗はキーボードを叩いていた。
『じゃあ、お礼にご飯奢らせてください』
『奢らせて? 奢ってじゃなくって?』
ユウが不思議そうに問いかける。
『いえ、僕が奢るので。
今度は僕の悩みを聞いていただけると』
『OK。わかった。いつがいい?』
快く承諾したユウに、ふつふつと罪悪感が湧き上がる。
あーあ。
やってしまった。
なりふり構う余裕などなかった。
すがりつく自分はきっと酷く情けない。
ごめん、イリーナ。
僕はちっとも仏様なんかじゃない。
自分勝手で、欲深い生き物なんだ。



