「知ってるなら、どうしてユウさんとHARUさんをふたりきりになんてしたの?
HARUさんにとられちゃうよ!?」
感情を高ぶらせ身を乗り出したイリーナは、再び吐き気に襲われて「うっ」と呻いたあと、慌ててバケツを抱え込んだ。
景斗はイリーナの背中を優しくさすってやる。
「いいんだ。ユウさんが幸せになってくれれば、それで」
「本気で言ってる?」
イリーナは苦しそうにバケツに顔を寄せながらも、信じられないというような目で景斗を見た。
「景斗、神だね。そんな仏様みたいなこと素で言ってる人、初めて見たよ」
仏様かぁ、と景斗は失笑する。
そんな大層なものじゃあない。
心のどこかで、ユウさんが振られてしまえばいいと思ったりもする。
でも、だめだ。
僕はユウさんの親友でもあるのだから。
応援してやらなければ。
イリーナが再びバケツに顔を埋めながら呟いた。
「きっと、HARUさんも気づいてるんだろうね。
景斗の気持ちと、ユウさんの気持ち。
あの人、おおざっぱなようで、結構気の回る人だから」
そうかもしれない。と景斗は思った。
もし、そうだとしたならば。
HARUは、ユウの気持ちに答える気があるのだろうか。
HARUさんにとられちゃうよ!?」
感情を高ぶらせ身を乗り出したイリーナは、再び吐き気に襲われて「うっ」と呻いたあと、慌ててバケツを抱え込んだ。
景斗はイリーナの背中を優しくさすってやる。
「いいんだ。ユウさんが幸せになってくれれば、それで」
「本気で言ってる?」
イリーナは苦しそうにバケツに顔を寄せながらも、信じられないというような目で景斗を見た。
「景斗、神だね。そんな仏様みたいなこと素で言ってる人、初めて見たよ」
仏様かぁ、と景斗は失笑する。
そんな大層なものじゃあない。
心のどこかで、ユウさんが振られてしまえばいいと思ったりもする。
でも、だめだ。
僕はユウさんの親友でもあるのだから。
応援してやらなければ。
イリーナが再びバケツに顔を埋めながら呟いた。
「きっと、HARUさんも気づいてるんだろうね。
景斗の気持ちと、ユウさんの気持ち。
あの人、おおざっぱなようで、結構気の回る人だから」
そうかもしれない。と景斗は思った。
もし、そうだとしたならば。
HARUは、ユウの気持ちに答える気があるのだろうか。



