「私、この写真好きだな」
一枚の写真を私は指差す。
手前に写るのは、風に揺れる美しい白い花。
背後には緑の草原と、真っ青な青い空が果てしなく広がっている。
単に花が綺麗なだけの写真ではない。
雄大な自然と荘厳な情景、その中に一輪残された小さな花の儚さ、清閑さが伝わってくる。
普通の人では、これほどまでに感覚へ訴えかけてくる写真は撮れないと思う。
HARUは私の手元のアルバムを覗き込んだ。
「これは、スイスに行ったときに撮った写真かな」
「すごく綺麗な花だね」
「なんて花だったかな。忘れちゃったけど」
「景色も、素敵」
「やっぱり海外まで行かないと、こんな風景は撮れないよな」
そんな私たちの会話をイリーナが遮った。
「あ、ねえねえ、これ誰?」
イリーナは酒を片手に、別のアルバムの写真を指差す。
そこに写っていたのは、ひとりの女性。
とてもスタイルが良く、美人な……
「おっと!」
慌ててHARUがアルバムを取り上げた。
動揺するHARUを見て、イリーナが目を輝かせる。
「何で何で? 見せてよ!」
「これはだめだ」
「今の、HARUさんの彼女!? すげー美人じゃん!」
「昔の、な」
一枚の写真を私は指差す。
手前に写るのは、風に揺れる美しい白い花。
背後には緑の草原と、真っ青な青い空が果てしなく広がっている。
単に花が綺麗なだけの写真ではない。
雄大な自然と荘厳な情景、その中に一輪残された小さな花の儚さ、清閑さが伝わってくる。
普通の人では、これほどまでに感覚へ訴えかけてくる写真は撮れないと思う。
HARUは私の手元のアルバムを覗き込んだ。
「これは、スイスに行ったときに撮った写真かな」
「すごく綺麗な花だね」
「なんて花だったかな。忘れちゃったけど」
「景色も、素敵」
「やっぱり海外まで行かないと、こんな風景は撮れないよな」
そんな私たちの会話をイリーナが遮った。
「あ、ねえねえ、これ誰?」
イリーナは酒を片手に、別のアルバムの写真を指差す。
そこに写っていたのは、ひとりの女性。
とてもスタイルが良く、美人な……
「おっと!」
慌ててHARUがアルバムを取り上げた。
動揺するHARUを見て、イリーナが目を輝かせる。
「何で何で? 見せてよ!」
「これはだめだ」
「今の、HARUさんの彼女!? すげー美人じゃん!」
「昔の、な」



