2・5次元の彼女

すると、今度はユウがこちらの顔色をうかがうかのごとく、覗き込んできた。
「……何でも?」

景斗が頷くと、ユウは手を口元に当てて押し黙った。
まるで何かを悩んでいるかのよう。
「ねぇ、景斗って――」言いかけたところで「やっぱりいい」とそっぽを向く。
それを2度ほど、繰り返した。

「ユウさん、どうしたの? 気になるよ」

急かす景斗の顔をユウはちらちらと覗き込む。

やがて意を決したのか、ユウが口を開いた。
「景斗って、何歳?」

「えっ……」
突然の質問に、景斗はたじろぐ。
「28だけど。なんで?」

それを聞いたユウは、躊躇いがちに口を開いた。
「……大人の男の人って、どういう女性が好きなの?」


……は?

少し頬を赤らめたユウを見て、景斗は息を呑んだ。

僕の好みを聞いてる?
……え? それって、もしかして、もしかすると……

言葉の先を勝手に想像して、頬が熱く高潮する。

ユウさんは、僕のことを……