店内を軽く見て回ったあと、HARUがさも今思いついたかのように言った。
「そうだ、ユウ、景斗をコーディネートしてやってよ?」
「え!? 僕?」
心臓をどきりと跳ね上げる景斗。
恐る恐るユウの方を見ると、ユウも同じように景斗に視線を向けていた。
『どうするのよ?』というようなユウの瞳。
抵抗できる訳がない。
「お、お願いします」景斗は素直に頷いた。
その言葉を聞いたユウは、さらに景斗をまじまじと見つめる。
何なのだろうか。蛇に睨まれた蛙の気分。
だが、ユウの視線が上へ下へと移動していることから、彼女が服を見立てているのだということに気づく。
彼女は少し考えるように間を置いてから
「私の中の景斗のイメージで服を選んでいいですか?」
そう言って腕を組む。
彼女の中の僕のイメージとはなんだろう。
不安を抱きながらも「はい」景斗は硬く返事をした。
ユウは服のかかったラックに向き合うと、その中の一着を手に取った。
少し光沢のある生地でできた、緩やかなフォルムのジャケットだ。
「景斗は、穏やかで、あどけない印象なので、キチッとしたジャケットよりも、柔らかな抜け感のある素材が良いと思います」
そう言って、景斗の身体に選んだジャケットを重ね合わせる。
「そうだ、ユウ、景斗をコーディネートしてやってよ?」
「え!? 僕?」
心臓をどきりと跳ね上げる景斗。
恐る恐るユウの方を見ると、ユウも同じように景斗に視線を向けていた。
『どうするのよ?』というようなユウの瞳。
抵抗できる訳がない。
「お、お願いします」景斗は素直に頷いた。
その言葉を聞いたユウは、さらに景斗をまじまじと見つめる。
何なのだろうか。蛇に睨まれた蛙の気分。
だが、ユウの視線が上へ下へと移動していることから、彼女が服を見立てているのだということに気づく。
彼女は少し考えるように間を置いてから
「私の中の景斗のイメージで服を選んでいいですか?」
そう言って腕を組む。
彼女の中の僕のイメージとはなんだろう。
不安を抱きながらも「はい」景斗は硬く返事をした。
ユウは服のかかったラックに向き合うと、その中の一着を手に取った。
少し光沢のある生地でできた、緩やかなフォルムのジャケットだ。
「景斗は、穏やかで、あどけない印象なので、キチッとしたジャケットよりも、柔らかな抜け感のある素材が良いと思います」
そう言って、景斗の身体に選んだジャケットを重ね合わせる。



