『そうだなあ』
もちろん、景斗とユウの仲の良さはHARUも知っている。それだけにHARUは難しく唸った。
『こういうときにネットだと不便だよなあ。
直接会って謝れれば早いんだろうが』
直接会って謝る――
景斗の脳裏に、ある考えが浮かんだ。
できなくもない。
だが、躊躇いもある。
ネット上の関係を超えて、ここまで踏み込んでもよいものだろうか。
だが、大切な『ユウ』という存在を失う訳にはいかなかった。
いつも励まし、背中を押してくれた彼――正しくは彼女だったが。
そんな人を失うのは、耐えられない。
景斗は意を決してぎゅっと目を瞑る。
ユウさんを失うくらいなら、なんだってやってやる。
「ありがとうHARUさん。
僕なりに頑張ってみる」
割り切った景斗は少しだけ落ち着きを取り戻した。
取り乱した自分に付き合ってくれた優しいHARUへ、お礼を告げる。
『……ああ。
何もできなくて悪いな』
歯切れの悪い言葉を残して、電話が切れた。
もちろん、景斗とユウの仲の良さはHARUも知っている。それだけにHARUは難しく唸った。
『こういうときにネットだと不便だよなあ。
直接会って謝れれば早いんだろうが』
直接会って謝る――
景斗の脳裏に、ある考えが浮かんだ。
できなくもない。
だが、躊躇いもある。
ネット上の関係を超えて、ここまで踏み込んでもよいものだろうか。
だが、大切な『ユウ』という存在を失う訳にはいかなかった。
いつも励まし、背中を押してくれた彼――正しくは彼女だったが。
そんな人を失うのは、耐えられない。
景斗は意を決してぎゅっと目を瞑る。
ユウさんを失うくらいなら、なんだってやってやる。
「ありがとうHARUさん。
僕なりに頑張ってみる」
割り切った景斗は少しだけ落ち着きを取り戻した。
取り乱した自分に付き合ってくれた優しいHARUへ、お礼を告げる。
『……ああ。
何もできなくて悪いな』
歯切れの悪い言葉を残して、電話が切れた。



