次のHARUの言葉が怖い。
恐怖で頭の中が真っ暗だ。
闇に覆われているよう。
どうしようもなく、苦しい。
そんな私に気がついているのだろうか、景斗は肩越しに振り向くと、私に向かって手を伸ばした。
「ユウさん、来て」
「……」
応えられなかった。
その手をじっと見つけながら、身を強張らせる。
「ユウさん……」
急かす景斗の声に、眼差しに、追い詰められる。
HARUは何も言ってはくれない。
心のどこかで待っていた。
HARUが、私を引き留めてくれるのを。
何でもいい。HARUの元にいなければならないっていう、何か決定的な理由が欲しかった。
そんなもの、あるはずがないのに。
お願い。
何か言ってよ、HARU……
私のすがるような視線を受けて、HARUは口を開いた。
「お前が決めろ、夕莉。
好きにしろ。行きたいのなら、もう何も言わない」
その言葉はもう、逃れようがなかった。
自分がどうすべきか、HARUは私にどうして欲しいのか、分かってしまった。
行くなって、俺の傍から離れるなって
嘘でもいいから、言って欲しかった。
恐怖で頭の中が真っ暗だ。
闇に覆われているよう。
どうしようもなく、苦しい。
そんな私に気がついているのだろうか、景斗は肩越しに振り向くと、私に向かって手を伸ばした。
「ユウさん、来て」
「……」
応えられなかった。
その手をじっと見つけながら、身を強張らせる。
「ユウさん……」
急かす景斗の声に、眼差しに、追い詰められる。
HARUは何も言ってはくれない。
心のどこかで待っていた。
HARUが、私を引き留めてくれるのを。
何でもいい。HARUの元にいなければならないっていう、何か決定的な理由が欲しかった。
そんなもの、あるはずがないのに。
お願い。
何か言ってよ、HARU……
私のすがるような視線を受けて、HARUは口を開いた。
「お前が決めろ、夕莉。
好きにしろ。行きたいのなら、もう何も言わない」
その言葉はもう、逃れようがなかった。
自分がどうすべきか、HARUは私にどうして欲しいのか、分かってしまった。
行くなって、俺の傍から離れるなって
嘘でもいいから、言って欲しかった。



