背中を勢いよく壁に打ち付けた景斗は、小さな呻き声と共に、ずるずると地面へ崩れていく。
私の全身の血がサッと引いた。
「景斗!」
慌てて駆け寄り脇にしゃがみこんで顔を覗き込む。
苦しい表情を浮かべる景斗。
だがHARUに対する鋭い視線は失くしておらず、おそらく怪我はしていないだろうと予測して、ほんの少しだけ安心する。
私が景斗の元へ飛んでいくのを見て、HARUは余計に不愉快そうに眉を歪めた。
「忘れてた。景斗は真面目くんだったな」
冷ややかに景斗を見下ろすHARU。
その視線の圧力に、私までもびくりと肩が震える。
突然
景斗の右腕が私の首筋に絡みついた。
……え?
その腕に引き寄せられて、私の顔は景斗の胸の中に埋まる。
そのまま景斗の両腕が私の身体を包み込むのを、背中の感触で感じ取った。
……は?
一体何がどうしてこうなのか。
訳が分からなくなって、頭の中が真っ白になり、鼓動だけがドクドクと鮮明に響く。
ちょっと待って。
なんで私、今抱かれてるの?
景斗??
じわじわと込みあがる感情。
焦りとか不安とか恥ずかしさとか、そしてほんの少し嬉しい景斗のぬくもり……
……やだ、HARUが見てる。
そう思いながらも、初めての経験に驚いた身体は動かない。
私の全身の血がサッと引いた。
「景斗!」
慌てて駆け寄り脇にしゃがみこんで顔を覗き込む。
苦しい表情を浮かべる景斗。
だがHARUに対する鋭い視線は失くしておらず、おそらく怪我はしていないだろうと予測して、ほんの少しだけ安心する。
私が景斗の元へ飛んでいくのを見て、HARUは余計に不愉快そうに眉を歪めた。
「忘れてた。景斗は真面目くんだったな」
冷ややかに景斗を見下ろすHARU。
その視線の圧力に、私までもびくりと肩が震える。
突然
景斗の右腕が私の首筋に絡みついた。
……え?
その腕に引き寄せられて、私の顔は景斗の胸の中に埋まる。
そのまま景斗の両腕が私の身体を包み込むのを、背中の感触で感じ取った。
……は?
一体何がどうしてこうなのか。
訳が分からなくなって、頭の中が真っ白になり、鼓動だけがドクドクと鮮明に響く。
ちょっと待って。
なんで私、今抱かれてるの?
景斗??
じわじわと込みあがる感情。
焦りとか不安とか恥ずかしさとか、そしてほんの少し嬉しい景斗のぬくもり……
……やだ、HARUが見てる。
そう思いながらも、初めての経験に驚いた身体は動かない。



