再びカタカタと指を滑らせる。
『ユウさん、英語できるんじゃないかな。頼んでみれば?』
景斗の言葉にイリーナはすかさず返事をした。
『頼みたくても、ユウさん最近来ないし』
ピクリと景斗の肩が震えた。
『そうなの?』
『うん。あれから、ユウさん全然来ないんだ。あのユウさんがだよ?
おかしいと思わない? 絶対おかしいよね?』
以前のユウならどんなに忙しくても『30分だけ』と言いながら毎日顔を見せてくれていた。
ゲームに対する情熱――依存心というべきか?――は、景斗も脱帽するほどのものだったのに。
そんな彼女が4日も顔を見せないという。
『ねえ景斗、ひょっとしてユウさん、HARUさんと何かあったのかな?』
イリーナの言葉がずきっと胸に響く。
触れられたくない話題を無理やり引きずり出されてしまった。
『さあ。どうだろう』
景斗は分からないフリをする。
『ひょっとして、ケンカしちゃったとか?』
『そんなことないんじゃない』
『でも、タイミング的に、何かあったとしか考えられないよね』
イリーナの言葉に、思わずタイピングする指が止まる。
……もしかして、別れたとか?
いやいや、何を考えてるんだ僕は。
未練たらしく抱いてしまった期待を景斗は振り払った。
『ユウさん、英語できるんじゃないかな。頼んでみれば?』
景斗の言葉にイリーナはすかさず返事をした。
『頼みたくても、ユウさん最近来ないし』
ピクリと景斗の肩が震えた。
『そうなの?』
『うん。あれから、ユウさん全然来ないんだ。あのユウさんがだよ?
おかしいと思わない? 絶対おかしいよね?』
以前のユウならどんなに忙しくても『30分だけ』と言いながら毎日顔を見せてくれていた。
ゲームに対する情熱――依存心というべきか?――は、景斗も脱帽するほどのものだったのに。
そんな彼女が4日も顔を見せないという。
『ねえ景斗、ひょっとしてユウさん、HARUさんと何かあったのかな?』
イリーナの言葉がずきっと胸に響く。
触れられたくない話題を無理やり引きずり出されてしまった。
『さあ。どうだろう』
景斗は分からないフリをする。
『ひょっとして、ケンカしちゃったとか?』
『そんなことないんじゃない』
『でも、タイミング的に、何かあったとしか考えられないよね』
イリーナの言葉に、思わずタイピングする指が止まる。
……もしかして、別れたとか?
いやいや、何を考えてるんだ僕は。
未練たらしく抱いてしまった期待を景斗は振り払った。



