そして私たちは駅へ向かった
目的地は湊先輩の家
なぜ近くのカフェではなくわざわざ自宅を選んだのか、最初は不思議だったけど··きっと誰にも聞かれたくない話しなんだろうと推察できたので何も言わずに了承した
先輩の家は学校の最寄り駅から5駅先の「北日下駅」にあるとだけしか知らなかったけどこんな形で先輩の家に入ることになるなんて想像もしていなかった。
先輩の家は一軒家ではなく5階立てのマンションの3階にあった
マンションの外観を見るにそんなに新しい建物では無いのが分かる
何だか勝手に湊先輩は立派な一軒家かタワーマンションに住んでるのではないかと想像していたので案外庶民的な所に住んでいることに安堵していた。
そんな私の様子に先輩が言った
「ちょっと幻滅した?」
可鈴「えっ?どうしてそんな事··」
健吾「いや、もっと立派な家に住んでるって想像してたら現実的過ぎて申し訳ないなって」
可鈴「その逆です」
健吾「逆?」
可鈴「立派な豪邸とかタワーマンションとかだったらどうしようとかちょっと不安だったんですけど··でも何か思ってたよりも庶民的な所だったんで安心しました··いやっその庶民的っていうのは悪口ではなくてっいつもより先輩を身近に感じられたっていうか··凄く安心してたんです、すみません」
すると先輩は笑って言った
「安心してくれたなら良かったよ、やっぱり可鈴ちゃんは良い子だね」
「いえっ良い子なんかじゃないです··」
先輩は玄関の鍵を開けて扉を開けると言った
「ちょっと汚いかもだけど、どうぞ」
可鈴「え··はい、お··お邪魔します」
健吾「そのまま真っ直ぐ進んでもらえるとリビングだからダイニングのイスでもソファーでも好きな所に座ってて大丈夫だから」
可鈴「あっはい、」
靴を脱いで揃えてから言われた通りリビングに入った。
(うわぁ〜ここが先輩の家のリビング!··生活感はあるけどきちんと片付いてる···ウチなんかよりよっぽど綺麗だなぁ···私っホントに湊先輩の家に居るんだ··なんか今更緊張してきちゃった)
すると先輩は直ぐに部屋の明かりを付けて言った
「今何か飲み物入れるね、温かいのだとコーヒーと紅茶とココアがあって冷たいのだとオレンジジュースとカルピスと麦茶があるけど可鈴ちゃんは何が良い?」
可鈴「そんなお構いなくっ」
健吾「そんな事言わずにお茶くらい飲んでってよ、やっぱり暑いから冷たいジュースとかの方が良いか」
可鈴「そんな悪いですよっ先輩のお家にお邪魔してるだけでも申し訳ないのにっ··」
健吾「いや、ほら水分補給はしないとでしょ?」
可鈴「そ、それはそうですけど··」
健吾「じゃあオレンジジュースかカルピスか麦茶の中だったらどれが良い?」
可鈴「え、え〜っと··それじゃあカルピスでお願いします」
健吾「了解っ今もってくから楽にしてて?」
可鈴「はいっ··」
(楽にしててって言われても何処に座ってれば邪魔にならないかな?)
目的地は湊先輩の家
なぜ近くのカフェではなくわざわざ自宅を選んだのか、最初は不思議だったけど··きっと誰にも聞かれたくない話しなんだろうと推察できたので何も言わずに了承した
先輩の家は学校の最寄り駅から5駅先の「北日下駅」にあるとだけしか知らなかったけどこんな形で先輩の家に入ることになるなんて想像もしていなかった。
先輩の家は一軒家ではなく5階立てのマンションの3階にあった
マンションの外観を見るにそんなに新しい建物では無いのが分かる
何だか勝手に湊先輩は立派な一軒家かタワーマンションに住んでるのではないかと想像していたので案外庶民的な所に住んでいることに安堵していた。
そんな私の様子に先輩が言った
「ちょっと幻滅した?」
可鈴「えっ?どうしてそんな事··」
健吾「いや、もっと立派な家に住んでるって想像してたら現実的過ぎて申し訳ないなって」
可鈴「その逆です」
健吾「逆?」
可鈴「立派な豪邸とかタワーマンションとかだったらどうしようとかちょっと不安だったんですけど··でも何か思ってたよりも庶民的な所だったんで安心しました··いやっその庶民的っていうのは悪口ではなくてっいつもより先輩を身近に感じられたっていうか··凄く安心してたんです、すみません」
すると先輩は笑って言った
「安心してくれたなら良かったよ、やっぱり可鈴ちゃんは良い子だね」
「いえっ良い子なんかじゃないです··」
先輩は玄関の鍵を開けて扉を開けると言った
「ちょっと汚いかもだけど、どうぞ」
可鈴「え··はい、お··お邪魔します」
健吾「そのまま真っ直ぐ進んでもらえるとリビングだからダイニングのイスでもソファーでも好きな所に座ってて大丈夫だから」
可鈴「あっはい、」
靴を脱いで揃えてから言われた通りリビングに入った。
(うわぁ〜ここが先輩の家のリビング!··生活感はあるけどきちんと片付いてる···ウチなんかよりよっぽど綺麗だなぁ···私っホントに湊先輩の家に居るんだ··なんか今更緊張してきちゃった)
すると先輩は直ぐに部屋の明かりを付けて言った
「今何か飲み物入れるね、温かいのだとコーヒーと紅茶とココアがあって冷たいのだとオレンジジュースとカルピスと麦茶があるけど可鈴ちゃんは何が良い?」
可鈴「そんなお構いなくっ」
健吾「そんな事言わずにお茶くらい飲んでってよ、やっぱり暑いから冷たいジュースとかの方が良いか」
可鈴「そんな悪いですよっ先輩のお家にお邪魔してるだけでも申し訳ないのにっ··」
健吾「いや、ほら水分補給はしないとでしょ?」
可鈴「そ、それはそうですけど··」
健吾「じゃあオレンジジュースかカルピスか麦茶の中だったらどれが良い?」
可鈴「え、え〜っと··それじゃあカルピスでお願いします」
健吾「了解っ今もってくから楽にしてて?」
可鈴「はいっ··」
(楽にしててって言われても何処に座ってれば邪魔にならないかな?)


