君とカフェで会えたら

湊先輩の無断欠席の日から1週間後、
バイトの後に裏口を出ると湊先輩の姿があった。
先輩は私に気づくと笑顔で言った
「可鈴ちゃんお疲れ様!」
可鈴「先輩、お疲れ様です」
健吾「この間のこと、シフト代わってもらったり色々迷惑かけたから、やっぱり可鈴ちゃんにはちゃんと話したくて待ってたんだ···ヒロにも話したいから今度少しだけ時間作ってくれないかな?」
可鈴「そんな、私も聞いてしまっていいんですか?ヒロ先輩だけに話した方が愛莉さんが··」
すると先輩は私の言葉を遮って言った
「可鈴ちゃんには事情を知っててもらいたいんだ」
可鈴「事情?··どうしてですか?」
健吾「俺のバイト仲間だから」
可鈴「え?」
健吾「この間電話で可鈴ちゃんに『自分の下手なプライドなんかの為に大切な人達を守れなかったらきっと後悔する』って言われた時改めて気付いたんだ···このままじゃダメだって、だからちゃんと話したいんだ」
可鈴「分かりました、今週の土曜日のバイト終わりだったら時間取れると思います、バイト終わるのが17時過ぎなんですけど大丈夫ですか?」
健吾「うん、全然大丈夫ありがとう、じゃあその日ここで待ってるから」
可鈴「はい分かりました、それじゃ失礼します」
健吾「うん、またね」
私は先輩にお辞儀をして少し急ぎ足で駅へ向かった
(先輩が話しておきたい事情って何だろう?何だか先輩が前よりも身近に感じるのは気のせいかな··?)