君とカフェで会えたら

(ん···?お姫様抱っこ?)
サヨ「バッバカ!それはっ」
ミナコ「アリサお口チャック!」
何故か皆でアリサを制圧している様子だった
アリサの言動に麻友は頭を押さえた
麻友「もぉ!アリサー!」
焦る皆を他所にマイペースなアリサは首を傾げて言った
アリサ「え?ナーニ?」

私はアリサの言った言葉を頭で繰り返した
『湊先輩が可鈴をお姫様抱っこしたのもビックリしたよねぇ〜』
『湊先輩』『お姫様抱っこ』
このワードが一気に私の頭を一杯にした。
(えっ?なっ何?どういうこと?)
(お姫様抱っこ??湊先輩が?!···誰を?)
アリサ「あ〜あいーなぁ湊先輩みたいなカッコイイ人にお姫様抱っこされるなんて可鈴が羨ましい〜♡」
(は···?え?どういう状況?湊先輩が私をお姫様抱っこ??)
テンパっている様子の私を見た麻友が慌ててアリサを止めた。
麻友「分かったからアリサそこまでっ!これ以上言ったら怜也(レイヤ)君がヤキモチ妬いちゃうよ?」
アリサ「あっ···そうだよね!」
怜也君とはアリサの幼なじみで最近付き合い始めた彼氏らしい。
私はその出来事が本当なのか確かめたくて麻友に聞いた
可鈴「ちょっと待って!···何今の?どういうこと?」

私の問に麻友はバツが悪そうに話してくれた。
麻友「えっ?え〜っと···実はー···」
私が気を失った時、偶然廊下に湊先輩が居て、私が倒れたと分かった途端教室に勢いよく入って来て私の傍に来て声をかけてたこと、その後反応が無い私を見て保健室に急いで運ぶから麻友に一緒に来てと言って私をお姫様抱っこして教室から出ていったこと全てを聞いた
(そ、そんなことがあったなんて···)
麻友「黙っててごめんね!何か今は言わない方がいいかなって思って···」

(そっか···じゃあ私が気を失った後に聞こえた先輩の声は幻聴じゃなかったんだ···えっ?!でも待って···学校一のイケメンで女子にとって憧れの存在の湊先輩にお姫様抱っこなんてされたらかなり注目されちゃったんじゃ···)