君とカフェで会えたら

その日の夕方家に帰ると何故か兄弟達の嬉しそうな声が響いてて、何だろうと思って玄関の扉を開けると母の姿があった
「お母さん?!」
母は私の姿を見るなり駆け寄ってきて心配そうに言った
「可鈴!!ちょっと大丈夫なの?!」
「えっ?どうして?この時間仕事じゃないの?」
「学校から可鈴が倒れたって連絡来て平気で仕事なんか行けないわよ!学校にすぐ行こうと思ったんだけど担任の先生に聞いたらもう家に帰ったって聞いたから待ってたのよ··あ〜っでも思ったより元気そうで良かった」

「でもお給料引かれちゃうんじゃ···」
「そんなこといいから早くパジャマに着替えて寝なさい、ご飯は食べれそう?」
「うん··」
和室に入り自分の布団を見ると枕元にスポーツドリンクが置いてあった
「お母さんが買い出し行ってる間ね陽が色々手伝って準備してくれたから助かった」
(そっか···陽が用意してくれたんだ··)
「そうだったんだ···」
その日はお母さんのお粥を食べて眠りについた。

次の日起きようと思ったが熱が思ったより高く私は学校を休んだ。
もちろんバイトも休む事になった
今は休んでるヒマなんて無いのに···
私が働かないとお母さんの負担が増えるだけなのに···本当なら今すぐ起き上がって学校に行ってバイトにも出て、いつものように元気な私で居たいのに···どうして身体は言う事聞いてくれないんだろう···