君とカフェで会えたら

 すると麻友は顔を赤くして「私の事も話してもいいかな?」と言ったので私は嬉しくてすぐさま答えた

「もちろん!麻友の悩みも聞きたい!」

すると麻友は意を決して打ち明けてくれた。

「実は・・・私も好きな人がいるんだ・・」

「えっ?・・」

「私、も三年生の先輩が好きで・・」

「そうなんだ・・・」

「その先輩はバスケ部のキャプテンでさ凄い恰好いいんだ・・・可鈴は知らないかもしれないけどその先輩の名前、岡田大輝(オカダヒロキ)って言うの」

『岡田大輝』私はその名前に聞き覚えがあった。

(そうだ・・・確か先輩の親友の名前で、湊先輩がヒロ先輩の恋の相談に乗ってるけど上手くアドバイス出来なくて悩んでいたのを私に話してくれたのを思い出したそして・・・そのヒロ先輩の恋の相手が麻友だと言う事も教えてくれていた・・・だけど今はこの事は伏せていよう・・・)

そこで私は半分だけ本当の事を言った。

「岡田先輩?岡田先輩の事、直接話した事は無いけど知ってるよ!湊先輩の親友で湊先輩も岡田先輩のこと凄くいい奴って言ってた、湊先輩の話しの中で聞いただけだけど」

「そうだったんだ!可鈴が知ってるとは思わなかったけど何か嬉しい!」

「今度湊先輩に頼んで紹介してもらおうよ!」私がそう言うと麻友は顔を真っ赤にして慌ててこう言った「えーっ?!いっいいって!無理だって・・先輩絶対彼女居そうだし・・」

「そんな事ないよ!大丈夫だって・・」

(だって・・岡田先輩は麻友の事が好きなんだよ?)私はその言葉を必死に飲み込んだ。