「変な手作りとかゴメンだから。」
手作り…うぐっ……。
手作り弁当という前科があるせいか、即答できない。
変じゃなければいいんだよね?!変じゃなければ!
「まあ、任せなさいって!!」
三十日目ーー。
君に誕生日プレゼントを作ります!
そして、日にちは過ぎーー。
函南君のお誕生日、二日前になりました。
只今、午後十四時。
お昼なのに外、寒い!冷気は喉に来るんだよ~…
薬はしっかり吸入したのに、咳が止まらない…。
「張り切りすぎて眠れなかったかー?」
美乃莉ちゃんがからかい半分で聞いてくる。
「昨日、二時まで作ってた…。」
「きーちゃん、それ張り切りすぎね。」
渚波ちゃんが苦笑いしながら背中をさすってくれた。
やっぱり肌寒いのか、佳織ちゃんとまりあが手をすり合わせている。

