白い彼女


コイツは赤松財閥の総帥


赤松財閥は財閥の中でも上の地位についている。だから、パーティーに出てこれば色んな人から挨拶をされる


俺も跡取りとして、参加しなければならない


「いやー、赤松さんがいれば日本は安泰ですな」


「いやいや、そちらこそ」


「こんな、優秀な跡取りもいて……羨ましい限りです」



大人の表面だけの褒めあいを、3才の頃から見てきた 


やっぱりここは苦手だ



「さぁ、皆様こちらにご注目下さい。こちらが、今回のパーティーの主催者の楠原統一(クスハラ トウイチ)様です!皆様盛大な拍手を……」



「チッ……楠原財閥め……」



コイツは自分より上の地位の人間を嫌う


自分が一番にならなければ、落ち着かないのだろう



「皆様、お集まり頂きありがとうございます。楽しんで行ってください」


パチパチパチパチ