「ねぇ龍!龍はどこの中学校だったの?」
舞が龍に話しかけた。
「俺は隣の東中!でも舞の噂は北中も西中も、もちろん俺らの東中でもまわってたぜ!」
龍がドヤ顔で答える。
「う、噂?噂ってどんな?」
舞は不安そうに龍に聞く。
舞は自分の顔が綺麗なことに気づいてない。
舞の事で噂されるなんて、1つしかありえない。
超絶美少女の舞。
ってことだ。
「えー、そんなの舞が可愛い〜ってことに決まってんじゃん!」
「えぇ!舞が可愛いなんてありえないよ!」
全否定する舞。
「はぁ〜、舞が可愛くなかったら誰が可愛いんだよ!なぁ慶?」
龍は唐突に俺に話をふってきた。
