東堂くんは喋らない。




「うそっ!?美依(みより)!?」



ポン、と肩を叩かれ振り向くと、中学の時の同級生、三浦美依が立っていた。




「うっわ懐かしいー!なになに!?デート!?」



美依の隣に佇む向井理風イケメンに、思わずそう茶化してしまう。


美依ってば昔から彼氏、絶えなかったもんなぁ。



「まぁね〜」



自慢気に笑う美依。




「いいなぁ、羨ましい!」




「はぁ?なーに言ってんの!」




バンッと肩を叩いてくる美依。



うお、この怪力も変わってない…





「香弥だってしてんじゃん、デート!」




………え?




ホレと、美依に指差された先。




そこにはしっかりと繋がれている私と…東…




「うわぁ!!!」