叫びながら、姫のまっすぐな意見を否定するところ。


必死で恋を守ろうとするところ。


きっと、悪役は彼女の方なのに


彼女に肩入れする俺は裏切り者なのか。




涙を含んで、掠れた声。

それでも、叫ぶ彼女を、美しいと思った