殺し屋の憂鬱

ピンポーン

ガチャ

殺し屋が玄関から入るのも変な話だな

源さんは思った


「あなたが…」

かわいらしい顔をした女性だった

「…あぁ…」

源さんは壁を背にしながらクールにいった

クールにクールにいこうぜ。

女性は静かに部屋に進んだ

「私は…どうすればいいのですか?」


「名前は…?」


「笑子…です」


源「…なぜ…死にたい?」

笑子「言わなきゃ…だめですか?」

源「…おれのビジネスがきにいならいなら、話さなくてもいい…」

笑子「…。私には…何もないんです…。家族も…仕事も…恋人も…」

俺と同じじゃねぇか。いや、俺には萌未ちゃんがいた…

笑子「いつもこんな時を待っていました…。誰かが私を掃除してくれる日を…。この汚れた世の中から、さらに汚れている私の掃除を…」

源さんは涙が目に溢れていた。コンビニで雰囲気のために購入したサングラスをかけた

笑子「あの…」

源「どうした…」

笑子「はさみを…」

どきりとして源さんは答えた

源「お、俺は…刃物は使わないんでね…」

笑子「いえ、値札を…」

源「貸してもらおう…」

サングラスの値札をきった