時光がさっと手をあげると弓を持った武士たちが一列に並び弓を構える。
「毒を塗った弓だ。化け物のお前でも、時がたてば息絶えるだろう」
「・・・琉鬼。下がっていろ」
「鬼羅・・・、やめようよ・・・。なあ・・・」
諦めたくなかった。
鬼羅が死ぬ・・・そんなこと、納得できるはずもなかった。
「千代を、頼んだ。必ず、呪いをとかせろよ」
「わかってる・・・でも、本当にこうするしかないのか!?もっと他に・・・」
「そんな時間は、ないだろう。もう、こうするしかないんだ・・・」
目を覚まさない千代。
あの状況がいつまで続くかもわからない。
いつ目を覚ますかもわからない。
今目の前にその可能性があるのなら・・・。
「琉鬼、必ず・・・」


