「あやつらを仕留めるのだ!!!」
時光の号令により、一斉に襲い掛かってくる軍勢。
鬼羅と琉鬼は、その攻撃をかわしながら時光に少しでも近づこうとする。
しかし、襲ってくる敵の対応に追われ、少しも近づくことができない。
四方八方から迫りくる敵をギリギリで交わしながら反撃をしていく。
次々に時光の軍は倒れるが、後を絶たない。
時光はその様子を見ながら、余裕を見せた笑みを浮かべる。
次第に鬼羅たちの息は切れ、刀を掠め傷つきながらも必死に戦う。
決して千代のもとにたどり着かせてたまるかと。
「交渉をしようではないか!」
時光の声が響き、戦いの手が止まった。
時光が合図を送ると、薄汚い男が姿を現した。


