「貴様のせいだ、化け物よ!貴様がいるから千代は不幸になった。貴様のせいで呪いを受けたのだ!」 時光の高笑いが響く。 ―お前のせいで その言葉が鋭く鬼羅に突き刺さった。 自分自身でもそう感じていたからかもしれない。 自分と出会ってしまったから。 千代は城を飛び出した。 自分と出会ってしまったから。 千代は時光との縁談を受け入れなかった。 そのためにこんな目に遭っているんではないか―――――・・・。 「聞くな!鬼羅、あいつの言う事なんて聞いちゃだめだ!」 鬼羅の様子に気づいた琉鬼が叫ぶ。