君と奏でるメロディー


「あ~あ、びっしょびしょだよこれ。うわ~、水吸いすぎ!!」


「くっ!なにこれかった!!どんな結び方したらこーなんの?!」


「「…………よし、あきらめよ……」」


見事なハモリを見せたあたしたちはそのまま上靴を放置してスリッパ借りてから教室に向かう。

あたしたちがこうなってたからもしかして……とのあの靴箱を見てみたけど特に何もなかった。

どうやら的をあたしたち二人だけに絞ったみたいだ。

そのほうがこっちの都合もいいから別にいいんだけどね?


「この様子じゃ、用意周到にはったり広めてるんだろーねー」


「それはどーでもいい。それよりどう仕返ししてやろーか?やられっぱなしは性に合わない」


それは一理ある……
でもここはあえて……


「ちょっと我慢して応えたふりしとこうよ!調子にのらせてぶち壊したほうが現実見るよ!」