「はぁ?何?聞き取れないの?杏珠」
「いや、何で私怒られてんの?!?
今までずっとハラハラしてたの私だからね?!こっちが怒りたいわっ」
「杏うるさい~。頭に響く!」
「いやだから何で私なのかな?!」
やっといつもの空気に戻ってきた。
そして、あたしたちは学んだ。
いつもはうざいだけで空気が読めず、いつも迷惑にぶちこわしてくれるやつだけど……
こういう時の空気をぶちこわすのも、その空気の読めないやつだけだってことを───
よかったね、杏。
ただの空気読めないバカじゃなかったんだね。
やっぱり誰にでも良いところはあるんだね。
多分、杏のやつはめったに使う場面に出会わないと思うけどね。
でもとりあえず、よかったね!!



